すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

2019-01-01から1年間の記事一覧

海外のテレビを買って日本の細やかさに改めて気付く。

今まで家に1台のテレビを夜私が独占状態でね、優しい夫はいいよいいよなんて言ってくれてiPadで動画見たりTver見たりしてくれてたんだけど、申し訳ない、いやでも夫とは好みが違うから観たい番組が違うしなあ、なんて日々葛藤しつつも夫に甘えていたわけです…

「モトカレマニア」は面白くはないけどすごいドラマ。

視聴率が芳しくないのも正直納得な内容。元彼や元カノを引きずった登場人物達が毎回毎回特に進展もなく同じところを行ったり来たりしてグダグダグダグダしてるだけのドラマである。アクの強いキャラクターがいるわけでもなく、物語を牽引するような存在感の…

「グランメゾン東京」が面白い。

今期のドラマで次回を1番楽しみにしているドラマ、それは「グランメゾン東京」だ。いい具合に力の抜けた木村拓哉とその周囲を固める盤石で調和のとれたキャスト、はっきりした王道ストーリーながら毎回続きが気になる展開に持っていく脚本、その全てをまとめ…

Netflix「クィア・アイ in Japan!」

連ドラの録画をしこたま溜めて、ろくに感想も書かずに何をしているかといえば、朝ドラ「スカーレット」を観るか、このNetflixの人気コンテンツ「クィア・アイ」をシーズン1からひたすら観ているのであります。子供が寝たあとの限られた時間の中、秋ドラマで…

「スカーレット」に心が持っていかれる日々。

朝ドラ「スカーレット」観てますか?毎日毎日、戸田恵梨香の爽やかな笑顔が見られ、登場人物の一人一人を丁寧に描写することで物語に奥行きがあり、ご都合主義ではないストーリー展開で視聴者を魅了し、そしてとてつもなくえげつない物語となっております。 …

今のところ観た2019秋ドラマの感想

個別に感想を書いていない秋ドラマの感想。 月22 テレ東「ハル〜総合商社の女〜」 妙に物分かりのいい子供、仕事しながら家事も完璧にこなすパーフェクトさ、ヘッドハンティングされるほどの有能な人材、とことん前向きな性格。主人公の設定がファンタジー過…

シャーロック 3話 感想

何というか、色々過程を吹っ飛ばしているような強引な展開ながらもまあいいかっていう気持ちになってしまう不思議なドラマよな。とにかく獅子雄(ディーン・フジオカ)のキャラに特化しております。 なんで獅子雄はそう思ったのかとか、獅子雄はいつから全貌を…

俺の話は長い 2話 感想

「焼きそばと海」 報酬5000円で満(生田斗真)が春海(清原果耶)を学校に行かせる回。あなたには言われたくないの最上級である満が説得を試みるも案の定春海に返り討ちにあうのが面白い。それでも美味しい焼きそばとプライドに訴える満の言葉で学校に行く春海は…

G線上のあなたと私 1話 感想

大学生と職なしアラサーと中年主婦という組み合わせが面白い。何もかもが違うこの3人が大人のバイオリン教室で関係を深めていくというのがものすごく興味をそそります。 主人公は結婚直前に一方的に婚約を破棄され、会社も辞めざるを得なかった27歳の小暮也…

シャーロック 2話 感想

ディーンさんと岩ちゃんの作り出す不思議な間が面白い。何だろうあの独特な間。しかしそれすらも魅力になるディーンさん。2話も面白かった。2話のゲストは菅野美穂と岸井ゆきの。成り代わり事件の真相を追う獅子雄(ディーン・フジオカ)といつの間にか助手に…

映画館、前の方で観てみた。

「私はいっつも映画は前の座席で観るよ。そうしたらその映画に入りこむような感覚で鑑賞出来るんだよ」なんてツイッタを発見しまして。今までの人生“ノット前の座席”で生きてきた私には考えられないことです。首が疲れちゃいそうだし。字幕観て画面観て字幕…

おいしい給食 1話 感想

80年代。ある中学校で、給食マニアの教師と生徒が、静かな「闘い」を続けていた。ーそれは、どちらが給食を「おいしく食べるか」。 深夜ドラマの定番ジャンル「食モノ」満を持して、「選択の余地なき食」に挑む。(公式HPより) テレビ神奈川、TOKYO MXや地方…

俺の話は長い 1話 感想

面白かった!!軽妙な会話劇と今では珍しいホームドラマ、そして30分×2本という観やすさ。何より描かれる人物が面白い。登場人物は少なめだが、その分濃い。これでもかと1人1人のキャラが立っている。主人公の岸辺満(生田斗真)は6年前にコーヒー屋を起業した…

トッド・フィリップス「ジョーカー」

「バットマン」の悪役として広く知られるジョーカーの誕生秘話を、ホアキン・フェニックス主演&トッド・フィリップス監督で映画化。道化師のメイクを施し、恐るべき狂気で人々を恐怖に陥れる悪のカリスマが、いかにして誕生したのか。原作のDCコミックスには…

シャーロック 1話 感想

松本まりかが期待通りの松本まりかな1話。面白かったなあ。シャーロックホームズって小学校の頃に児童文学全集みたいなので何冊か読んだきりでほとんど覚えていないけれど、事件はどのくらい原作に沿っているのだろうか。松本まりかが出てきた瞬間に犯人は松…

2019秋ドラマ

あっという間に夏クールが終わり、秋クールがもうすぐ始まります。久々高橋一生がどこにも出ていないなあ。秋ドラマの初回は観そうな作品ラインナップと個人的な期待度です。 月21フジテレビ「シャーロック」 主演 ディーン・フジオカ 脚本 井上由美子 10/7…

2019夏ドラマの感想

今期は完走したドラマが少なかったなあ。最後まで観たとしても何本か抜けてたり。それでも最終回まで観たドラマはどれも楽しませてもらいました。 木22フジテレビ「ルパンの娘」 最初から最後まで振り切って走り抜けたドラマ。ミュージカルシーンもいつから…

凪のお暇 10話(最終話) 感想

終わってしまったなあ。夏が終わりを告げ始め秋の気配を少しずつ感じる時期がなぜかたまらなく淋しく切ない気分になるのとリンクするように、凪(黒木華)のお暇が終わりを迎える様子をただただ淋しい気持ちで見守った最終話。 どっちも選ばないことはとっくに…

凪のお暇 9話 感想

それぞれの長い長い人生のお暇の終わりを予感させる10話。突然の夕(片平なぎさ)の襲来にふいに結婚話を持ち出してしまった慎二(高橋一生)と思わずそれに乗っかった凪(黒木華)が夕の圧にどんどん押されていく様子を面白可笑しく観せてからの、慎二の想像する…

犬童一心「引っ越し大名」

大好きな高橋一生、そして日本のポップアイコン星野源、これまた好きな高畑充希。こんな三人がメインキャストで、今までにない豪傑な高橋一生も見られるということで公開初日に張り切ってレイトショーを観て参りました!! ……… ……… ……… ……… ……… ……… ……… …………

凪のお暇 8話 感想

やっと素直になった慎二(高橋一生)をこれでもかと見せておいてからの最後にゴン(中村倫也)の嫉妬クラクションで全部持っていかせる8話。 感情の蛇口がぶっ壊れてしまった慎二の姿を母親が子供を見守るようにハラハラしながらとにかく見守って、なんだか知ら…

クエンティン・タランティーノ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

1969年のアメリカがどんな時代だったかとか、ヒッピーとか、チャールズ・マンソンとか、シャロン・テート事件とか、事前に知っていた方が断然に面白く観ることが出来るのはそりゃそうで、日本人にとっての3.11や地下鉄サリン事件くらいの重大な出来事が下敷…

凪のお暇 7話 感想

凪(黒木華)が生き生きと動き出せば出すほどに際立つ慎二(高橋一生)のしんどさったらないよ、の7話。最初はただ形だけの人生リセットだったのが、1歩1歩着実に歩みを進めて、ついにウィッシュリストに自分のやりたいことを描けるまでになった凪が自分のことの…

凪のお暇 6話 感想

内容盛りだくさんの6話。バブル2号店でボーイとして働くことになった凪(黒木華)がお客さんとなかなかうまくコミュニケーションをとれないと思い悩むところから、今までも薄々と視聴者に感じさせていた凪の本質に焦点を当てていく。 「あんたが相手に興味ない…

猫を飼う。

家の裏でミャーミャーずっと鳴いている声が聞こえると、私が朝風呂に入っている間に鳴き声を探索に行った夫が子猫を連れ帰ってきまして。お風呂から上がったら、なぜか家に猫がいるというね。え?子猫?なんで?ってなってる私に、目ヤニで両目が開かなくな…

「ルパンの娘」が面白い。

感想は書いていないながらも毎週楽しく観ていた本作。しかし5話で深キョンの正体が早くも瀬戸康史にばれてしまうという展開から、かなり面白さが加速したのだ。そして前回6話では、正体がばれたゆえに瀬戸康史とはもう一緒になることはないと深い悲しみに落…

2010年代の夏ドラマのおすすめ②

2015年夏のおすすめ 「民王」 テレ朝金2315 脚本 西荻弓絵 主演 遠藤憲一、菅田将暉 ドラマでは使い古された“入れ替わり”物だが、脇役や端役にいたるまで絶妙なキャスティングで、総理大臣とさえない息子が入れ替わるという設定も面白く毎週楽しみに観ていた…

新開誠「天気の子」 感想

久々に映画を観に行った。いつも子供が寝たあとにひっそりとレイトショーを観ているので観客が2、3人っていうのが当たり前くらいの感覚だったのだけれど今回は話題作の19時回ということで観客の多さにまずはびっくり。そして客層がほぼ10代〜20代。そりゃそ…

凪のお暇 5話 感想

んーちょっとモヤモヤするなあの5話。展開自体はどんどん面白い。いつも合わせ鏡のように描写される凪(黒木華)と慎二(高橋一生)がそれぞれ浮上せんとする様子を夢中で観てはいたんだけれども…。 凪って全然性格の良い人間じゃなくってむしろ方向性は違えど慎…

凪のお暇 4話 感想

誰も太刀打ちなんて出来そうにないゴン(中村倫也)をこれでもかと堪能する4話。これは無理。こんなのハマらない女はいないよ無理だよ。関わらないことしか逃げ道はなかったけれど凪はお隣さんだもん、もうしょーがない。どうしようもない。きっと香水なんかつ…