君と世界が終わる日に 1〜7話 感想
1話見終わった瞬間に「もう観なくていーかな」なんて思ってチラ見程度に観てきた本作だけれども。
後半に入ってなかなか面白くなってきたよ!!
自動車整備工の間宮響(竹内涼真)がトンネル崩落事故に巻き込まれ立ち往生している間に一変したゾンビ(本作ではゴーレムという呼び名。なんで?なんでゴーレム?)がうようよする世界で、離れ離れになった恋人の小笠原来美(中条あやみ)を探しながら仲間たちとサバイバルしていくというのが簡単なあらすじなんだけれども、
1話でなぜ萎えたかといえば、大好きなゾンビ物に一番大切な要素である”ゾンビ造形”がひどいクオリティだったから。
ゾンビ物作るときにそこは絶対手を抜いたらあかんやつ。
ただゾンビメイクしたエキストラを適当にゾンビっぽく歩かせたらあかんのよ!!
しっかりとしたヴィジョンをもってゾンビを作りこんでくれなきゃ。
そこを疎かにしたらもう負けよ。
駄作よ。
ってね。
憤っていたわけですよ。
まあでもね。
慣れるわ。
観てるうちに、あのへなちょこゾンビってかゴーレムも見慣れるもんで。
そうするとストーリーもするするっと入ってくるようになってね。
いつのまにか楽しく観ております。
最初響と来美の高校時代からの仲良し回想シーンが毎度毎度ラストで流れるのにも、
いちいちうざいな
くらいに思ってたわけだけれども、
後半に入ると、徐々にそれを敢えて毎度毎度流していた意味がわかってきてね。
おーこういう展開になるんですか!!
とちょっと意表を突かれたりして俄然前のめりです。
ゾンビ物あるあるな展開(ゾンビより人間が怖い展開や、大切な仲間がゾンビになっちゃう展開などなど)もちゃんと踏襲しているし、
今のところ黒幕的な首藤(滝藤賢一)のキャラも滝藤賢一がやり過ぎてて面白いし、
続きが気になるぞ。
ってね。
けっこうハマってきたのにさ。
シーズン2はHuluだもんね。
最初から知ってはいたけどさ、
これ一番気になるところで、
続きはHuluでだよね。
気持ちは複雑。
でもきっと最後まで観てまうなー。
そんでほいほいHuluに入会する自分の姿が見えるような気もするようなしないような。
なんとも悩ましいドラマだなっ。