天国と地獄〜サイコな2人〜 4話 感想
正直さーあんまり面白くないかもなんて思っちゃってた。
大好きな高橋一生の入れ替わりのお芝居は見ててとっても楽しいし、
最近お目にかかっていなかったコミカル一生も存分に満喫出来るし、
高橋一生好きにはたまらんドラマなだけに、
微妙な面白くなさがしんどって思ってた。
でもね。
やっと面白くなってきた。
やけにスロースターターだったわ。
というか、面白くなってきたけど展開がスローだわ。
巷では大絶賛なだけに、きっとこれは好みの問題なんだろう。
さて物語は、1話の最後で彩子(綾瀬はるか)と日高(高橋一生)の入れ替わりが起き、
2話では日高になってしまった彩子が、とりあえずは逮捕されないようにとすったもんだあり、そんな中八巻(溝端淳平)が入れ替わりに気付き、
3話では日高が故意に落とした重要証拠になりうる皮手袋をめぐって八巻が奮闘したり、日高の彩子が奄美大島に行って日高が奄美大島に何らかの関係があることを知ったり、そんな中彩子の日高が殺人を犯したっぽい画像が日高の彩子に送られてきて、
そして4話。
彩子の姿で殺人が行われたことで、もう元に戻ったところでどうにもならなくなってしまった彩子。
途方に暮れるも、日高の彩子は、日高として社長の役割もこなさなければならない。
全然出来ない。
社長全然出来ない。
思わず警察の肩を持って取引先を怒らせてしまったり、
社員にどうしてしまったのかと咎められる始末。
仕方なく日高の彩子は、階段から落ちて記憶が曖昧になってしまったことにする。
そうと知った社員は不信感から一転、心から日高を心配する姿を見せ、
記憶障害と聞いた妹の優菜(岸井ゆきの)も心配して連絡をしてくる。
妹は言う。みんなが優しいのはお兄ちゃんが優しいからだと。
日高って一体何者なんだ。
戸惑いを感じる彩子。
そこに彩子に疑惑を持つ河原(北村一輝)が絡んできたり、
血まみれの防護服を見てしまった陸(柄本佑)が絡んできたりするが、
そんな色々を乗り越えるために仕方なく協力関係を結びながら、
少しづつお互いのひととなりを知っていくにつれ、
だんだんと信頼関係が出来ていく彩子と日高。
小出し小出しで出てくる真実の要素も今のところ、何かの事情で日高が殺人を請け負っているのか、それとも殺人すらしていないのか、日高自身が二重人格なのか、日高の大切な誰かが二重人格なのか、後ろで操る誰かがいるのか、全く判別出来ない。
しかし、ようやく物語が動き出したのだ。
俄然、5話が楽しみである。
ようやく物語も楽しむことが出来そうで、本当に良かった。
次回からは思う存分、ドラマも、高橋一生も味わい尽くすのである。