凪のお暇
終わってしまったなあ。夏が終わりを告げ始め秋の気配を少しずつ感じる時期がなぜかたまらなく淋しく切ない気分になるのとリンクするように、凪(黒木華)のお暇が終わりを迎える様子をただただ淋しい気持ちで見守った最終話。 どっちも選ばないことはとっくに…
それぞれの長い長い人生のお暇の終わりを予感させる10話。突然の夕(片平なぎさ)の襲来にふいに結婚話を持ち出してしまった慎二(高橋一生)と思わずそれに乗っかった凪(黒木華)が夕の圧にどんどん押されていく様子を面白可笑しく観せてからの、慎二の想像する…
やっと素直になった慎二(高橋一生)をこれでもかと見せておいてからの最後にゴン(中村倫也)の嫉妬クラクションで全部持っていかせる8話。 感情の蛇口がぶっ壊れてしまった慎二の姿を母親が子供を見守るようにハラハラしながらとにかく見守って、なんだか知ら…
凪(黒木華)が生き生きと動き出せば出すほどに際立つ慎二(高橋一生)のしんどさったらないよ、の7話。最初はただ形だけの人生リセットだったのが、1歩1歩着実に歩みを進めて、ついにウィッシュリストに自分のやりたいことを描けるまでになった凪が自分のことの…
内容盛りだくさんの6話。バブル2号店でボーイとして働くことになった凪(黒木華)がお客さんとなかなかうまくコミュニケーションをとれないと思い悩むところから、今までも薄々と視聴者に感じさせていた凪の本質に焦点を当てていく。 「あんたが相手に興味ない…
んーちょっとモヤモヤするなあの5話。展開自体はどんどん面白い。いつも合わせ鏡のように描写される凪(黒木華)と慎二(高橋一生)がそれぞれ浮上せんとする様子を夢中で観てはいたんだけれども…。 凪って全然性格の良い人間じゃなくってむしろ方向性は違えど慎…
誰も太刀打ちなんて出来そうにないゴン(中村倫也)をこれでもかと堪能する4話。これは無理。こんなのハマらない女はいないよ無理だよ。関わらないことしか逃げ道はなかったけれど凪はお隣さんだもん、もうしょーがない。どうしようもない。きっと香水なんかつ…
とにかく自分が自分を生きられない。自分らしく生きたいとか、ナチュラルに生きたいとか、そういう次元じゃなくて、もっと根本的に“自分を持つこと”自体を許されずに生きてきた人達が“自分を取り戻す”ドラマだこれは。ほんわかな劇伴と温かい交流みたいなも…
スナックのママ(武田真治)と杏(中田クルミ)に言わせずとも「小学生かよ!」って観ている誰もがツッコミたくなるやばキャラ慎二を嬉々として演じる高橋一生を愛でる1時間。絶対に嫌だこんな男。凪(黒木華)にも全力で逃げ続けることをおすすめしたいが、それじ…
ずっしりと始まった1話。しんどさ100パーセントのオープニングから凪(黒木華)が全部捨てて自転車で駆け抜けるシーンに少しの爽快感を与えてからの、それじゃあドラマにはなりませんよと。そんなに簡単に人間変わらないですよと。そういうのをどんどん観せら…