35歳の少女 9話 感想
うーん。
安易。
だと個人的には思う。
ここまで容赦ない展開にして、
誰にも救いのない絶望的な描写を重ねて、
誰も何も成長していないまま、
多恵(鈴木保奈美)が意識を失ったら、
多恵が死んだら、
それでみんな目が覚めたように、変わるものなの?
人間てそんなに簡単な生き物だったっけ。
どうにも中途半端で。
どうにも死というものを安易に扱い過ぎている気がして。
正直に言うと、
がっかり。
なんだか、本当にがっかりして、
怒りさえ湧いてくるような。
後味悪すぎて、悶えちゃうような。
そんな9話でした。
モヤモヤします。
次が最終回なのかな。
ここまで感想書いたから最後まで観るけど、
このモヤモヤはたぶん払拭されないまま、
都合よく終わるんだろうな。
うう。
最後の最後でこんな種類のしんどさを味わいたくなかったなー。