すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

35歳の少女

35歳の少女 10話 最終話 感想

このドラマが好きな方には不快な内容になってしまうことを先にお伝えしておきますね。 来たぞ最終回。 前回の内容で、なんとなくみんな都合よく話がまとまって終わるんだろねって予想はしてたけどさ。 それにしてもさ。 いい方に捉えれば、 みんな勇気を出し…

35歳の少女 9話 感想

うーん。 安易。 だと個人的には思う。 ここまで容赦ない展開にして、 誰にも救いのない絶望的な描写を重ねて、 誰も何も成長していないまま、 多恵(鈴木保奈美)が意識を失ったら、 多恵が死んだら、 それでみんな目が覚めたように、変わるものなの? 人間…

35歳の少女 8話 感想

遊川和彦は、脚本家というよりもはや哲学者みたいなもんで、私達は遊川和彦の哲学をずーっと見せられているのだなあ。 と感じた8話。 人間というものは、どこまでいっても利己的で、弱く、あさましい生き物だと、何度も何度も執拗に思えるほどに描写を重ねる…

35歳の少女 7話 感想

登場人物達がなかなか魅力的になりきらないまま、ストーリーだけがどんどん進んでいってしまうなぁ。 前回は望美(柴咲コウ)と家族の、 今回は結人(坂口健太郎)との決別を描く。 徹底して今の時代を悲観的に描いていて、苦しさばかりが折り重なっていくから …

35歳の少女 6話 感想

誰も悪くないのに、お互いがお互いを理解出来ずに苦しくなってしまう。 人と人との関係の難しさをぎゅっと凝縮したような、とても切なく考えさせられる6話だった。 どんなに短期間で成長しようとも、望美(柴咲コウ)の経験値は10歳までと目覚めてからの何か…