姉ちゃんの恋人 7話 感想
人が人を信じることの覚悟みたいなものを、
本当にじっくりと描いた回だった。
真人が一歩踏み出した決意を真人の母・貴子(和久井映見)が、
桃子の弟たちが桃子のした選択を、
2人が幸せになる未来をおじさん(光石研)が、
信じる。
まるでリレーのように、
バトンを渡していくように。
そして、そのそれぞれの思いが決して簡単なことじゃないってことを象徴するように、
和輝(高橋海人)と真人が対峙するシーンが用意されている。
和輝は真人にともすると辛らつに見えるくらい執拗に姉を決して傷付けないで下さいとお願いする。
どんな事情があろうとも、人を傷付けたことには重みがあるのだと、
なんだか思い知らされるし、
そんな和輝に真摯に答える真人はしっかりとその重さを自覚していると改めて感じることが出来る。
良いシーンだったな。
続くように、
和輝とみゆき(奈緒)、日南子(小池栄子)と高田(藤木直人)がお付き合い。
このままみんなが幸せなまま、
「ひよっこ」のときみたいにみんなで駄弁って終わりでいいのになー。
しかしそうはいかず、
まさにドラマみたいなタイミングで真人の元彼女に遭遇する。
元彼女よ。
真人に何を話す気なんだよ。
傷付けないでね。
お願いだから傷付けないで。
ひたすらにお願いしながら次回を待つ。