姉ちゃんの恋人 4話 感想
4話は岡田惠和らしい会話劇がメインの回であった。
桃子(有村架純)と弟達、日南子(小池栄子)と職場の仲間たち、真人(林遣都)と母・貴子(和久井映見)、それぞれにじっくりシーンを割いて、
まるでとりとめもないような。
それでいてとても大切な。
そんな会話劇を観て登場人物の心の中に少し触れることが出来たかのような感覚になるよね。
そうしてどの人物にも愛着が湧くよなー。
ま、ちょっと、イケメンがどーのとか、日南子に対する桃子のフォロー的な話のくどさとかに
そ、それいるかな。
って感じる部分も多少はあったけど。
そして、ついに真人の過去が明らかになる。
彼女と歩いていて、すれ違いざまにちょっと肩がぶつかった相手がやばい奴らで、
真人の目の前で彼女を連れ去ってレイプしようとする。
眼前にレイプされそうになっている彼女を見せられて、真人が必死で彼女を守ろうとしたその先に、悲劇が待っていた。
警察に事情聴取を受けているとき、彼女側はレイプなんて一切されていないと言っていると真人は警察に告げられる。彼女には彼女なりの気持ちがあったのだろうが、結果的に真人は愛する人に裏切られてしまう形になり、2年の実刑判決を受ける。
しかし、真人の苦悩はそこではない。
彼女を守るためとはいえ、執拗に相手を角材で殴り続けたその血が付いた手の感触を、
真人は忘れることが出来ないのだ。
そんな辛い過去に、桃子は立ち向かっていけるだろうか。
楽しく過ごしたダブルデートのバーベキュー。
二人きりで話す桃子と真人。
弟達のことばっかり話しちゃうんですって、
でもそれの何が悪いんだよって、
弟達を幸せにすることが自分の幸せだって決めたのは自分だって、
そんな桃子の話を真剣に聞く真人。
そしてついに、桃子は真人に告白する。
まあ一筋縄ではいかないしょうが、
一歩踏み出したには違いない。
日南子と高田(藤木直人)、みゆき(奈緒)と和輝(高橋海人)の進展も含めて、
来週も楽しみです。