WOWOW 殺意の道程 2話 感想
父を死に追いやった室岡(鶴見辰吾)に復讐するため完全犯罪を計画する一馬(井浦新)と満(バカリズム)。
打ち合わせが終わり計画名は「苺フェア」に決まった。
今回は買い出し。
実際に殺害に使えそうな物をいくつか購入してどれがいいかシミュレーションしながら決めようというわけだ。
・・・ねえ。
笑い過ぎて死にそうなんだけど。
島忠ホームズに向かう車中の2人の会話も。
島忠ホームズで品物を選ぶその一挙手一投足も。
このドラマで主に”ズレ”ている人は井浦新演じる一馬なんだけどね、
一馬はまっすぐで真面目で誠実な男で、そんな男が盛大にズレているのが面白いわけなのだが、そのまっすぐ真面目で誠実なキャラクターを井浦新がまっすぐ真面目で誠実に演じているから、面白いのだ。
少しでも"面白く見せよう”という感じが垣間見えたり、表情を誇張していたりするだけで、なんとなく興ざめして笑えないっていう作品や俳優も多いから、このただただそのキャラクターを誠実に演じるっていうのは個人的にコメディ作品においてすごく大切な要素だ。
そんな大真面目な一馬と、いつも冷静な満が醸し出す独特な空気感。
最高です。
次回は「本指名」。
1話で的確なアドバイスをくれたキャバ嬢のこのは(堀田真由)に相談をしに行くのだろうか。
楽しみ過ぎます。