この恋あたためますか 7話 感想
色々なドラマを観ていると、なんとなく、この作品は登場人物のキャラクターを大切にしているなと感じたり、この作品は展開に重きを置いているんだろうなーと感じたりと勝手にしているわけなんだけれど、
ドラマとして面白いのは圧倒的に登場人物のキャラクターを大切にしている方なわけで。
言い方は悪いが、展開に振り回されちゃうドラマは面白くなりにくい。
と前置きしたが、本作は最初は登場人物をとても魅力的に描いていると感じていたが、どんどんその魅力が薄れてきてしまって、
ただただクリスマスというタイミングに樹木(森七菜)と浅羽(中村倫也)がくっつくというフィナーレに向けて展開させていくという何とも観ていてはがゆいドラマになってしまっている。
だから、この7話というものすごい中途半端なタイミングで樹木と新谷(仲野太賀)を付き合わせてみたりもするし、付き合ったばかりなのに北川(石橋静河)のことが全然頭になさそうな浅羽を描いてみたりもして、展開を重視するあまりに登場人物のキャラクターがてんやわんやになってしまっている。
主要4人以外も、例えば一岡(市川実日子)や神子(山本耕史)もただただ展開に振り回されるキャラクターで、神子においてはただ浅羽を際立たせるためだけにいるような、全く能力のない人みたいに描かれていて、もう観ていて気の毒にしかならない。
…という文句ばっかり出てしまうけれど。
文句ばかりもいやなんだけど。
面白かったところが思い浮かばない。
うう。
次回はちょっとでも、
面白くなればいいなあ。