恋する母たち 1話〜4話 感想
ハマっております。
1話の最初こそ、往年の不倫ドラマの焼き直しかよなんて冷めた目で観ていたのであるが、なぜか1話の終わりごろには
次週、早よ!!
となっておりました。
柴門ふみの原作は未読であるが、きっと原作も面白いに違いない。
そして脚本は大石静。
さすがの大石静。
"恋する母たち"として登場するのは、
11年前夫が失踪した石渡杏(木村佳乃)と、
売れない小説家の夫を養う林優子(吉田羊)と、
弁護士の夫を持つ専業主婦の蒲原まり(仲里依紗)
である。
みんな高校1年生の息子がいて、息子達の通う名門高校のママ友として3人は知り合うのだ。
それぞれに家庭の事情を抱え、それぞれの息子達もまた問題を抱えているが、そんな中で母達がそれぞれに恋に落ちていくのを毎週見届けるのがこのドラマだ。
3人の恋のお相手は、小泉孝太郎、磯村勇斗、阿部サダヲとバラエティに富んでいる。
が、個人的にはなんだか良く分からないけどとにかく艶っぽく魅力的な今昔亭丸太郎という人気落語家を演じる阿部サダヲがお気に入りなのです。
昨今の不倫に対する厳しい目を意識してか、主人公である木村佳乃は不倫ではなくシングルマザーの恋愛として展開していくようだ。
その分あとの2人はがっつり不倫である。
そもそも木村佳乃の相手役である小泉孝太郎の役柄は今のところ何の面白みもないつまらない男で、この2人の恋愛にはさして興味も湧かないのであるが、上司だろうが、というか上司だからこそという感じでがんがん迫る磯村勇斗や、恋愛巧者っぷりを遺憾なく発揮する茶目っ気と色気たっぷりの阿部サダヲにどんどん溺れていく吉田羊と仲里依紗からは目が離せないのだ。
4話にして不倫現場を夫に目撃された林と、
一人取り残された温泉旅館に強かに現れる丸太郎にノックアウト寸前のまり。
5話早よ!!