すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

3年A組ー今から皆さんは、人質ですー 4話 感想

ちぐっとはぐっとしてきたような気がするんだけどね、これ最終回まで観るとちゃんとまとまるの?いつも最後の10分で生徒の1人が吠えて柊先生が泣きながら説教って流れだが、このパターン今回で終わってくれるのかな。設定に無理があるのは最初から分かっていたから細かいことはあまり気にしないで観ようと思ってはいたけれど、さすがにつっこみが止まらなくなってきた。3Aの生徒全員を人質にしてもう何日も経ってるのよ。死人も出てるって情報もあるのよ。ものすごい大事件でしょ。何であんなに報道陣も押しかける保護者も少ないの?予算?予算の関係なの?何で教師陣にあんなに緊迫感ないの?みんなアホなの?甲斐(片寄涼太)の母親の件だって脊損ってどう考えても障害手当もあるし色んな制度使えるでしょ、まず生活保護受けようよ母親。甲斐が家計を支えて母親介護して幼い兄弟育てるとか無理過ぎるでしょ逆に非現実的でしょ。そんで半グレ組織って何?半グレ組織のリーダーなんであの俳優さんキャスティングしたの?いやあの俳優さんが悪いわけじゃない。でもあまりにインパクトなくない?敢えてなの?何か狙いがあるの?茅野さくら(永野芽郁)もあの密室の中で話を展開するために必要なキャラクターだと思うよ。思うけど、もう少ししっとりで良くない?どうしてもうるさいなあって感じちゃう。ちょっとしたノイズみたくなってる気がする。

兎にも角にも寓話性の高いドラマなんだから細部にはリアリティを持たせてくれないと視聴自体辛くなってきちゃうよ。細かいところは気にしない気にしない、じゃ伝わるものも伝わらないと思うよ。なんだかんだで来週も観ちゃうけどさ。来週は少し展開に変化がありそうなのでまだ期待して待ちたい。

みかづき 1話 感想

鎖骨見せ艶っと高橋一生を満喫した1話。出来ることなら10話くらいで観たかったな。5話でまとめるために展開が早い早い。構成が上手いのでそれでも観やすいんだけれど欲を言えばもう少し色々じっくりと観たい。

押せ押せの千秋(永作博美)と何でも受けちゃう吾郎(高橋一生)が塾経営のパイオニアと天才塾講師として生きる半生の物語。何でも受けちゃう吾郎は女性の誘いも断らないキャラクターでその勢いで結婚までしちゃう。しかしそれだけではない。2人には『知識や考える力は子供たちの武器になる』という共通の信念があるのだ。1話はまだ序章。2人とその家族達の波乱万丈を楽しみに次週を待ちたい。

 

フルーツ宅配便 3話 感想

緩むことなく面白い3話。見終えた翌日まで余韻が続くなあ。クオリティの高さは今期ではずば抜けているのではないだろうか。

3話はみかん(徳永えり)をクローズアップした比較的ドラマチックな回。それでも淡々とはしているけれど。風俗というだけで賃貸契約を断られるとか、あんなことされても泣き寝入りするしかないっていう事実に気付いたみかんと一緒に観ている私達も打ちのめされる。トクサツガガガ の隠れオタの話といい世の中には差別と理不尽が満ち溢れている。それでも、引っ越しがなくなったという事実に精一杯平気なふりする息子を見てたまらなく辛い気持ちになっても、みかんはフルーツ宅配便で働き続ける、息子の演技に騙されたふりして平気な顔して働き続けるんだろうな。みかんカッコいいな。

そしてマサカネ(荒川良々)もみかんと同じくらいカッコ良かったね。小卒でフィリピンで拾われてめっちゃ強いって、もうマサカネの背景想像したら恐ろし過ぎる笑。絶対にプリンは買ってきてくれないしいつも飄々としているけれど、フルーツ宅配便で働く女性達を大切に思っている。そしてそれはミスジ(松尾スズキ)も同じだ。このマサカネとミスジが何とも良いのだ。シリアスな題材でありながら絶妙のコミカルさをこの2人が加えている。そしてそれを受ける咲田(濱田岳)も絶妙で、もうレギュラーメンバー濱田岳松尾スズキ荒川良々、原扶貴子、徳永えりが素晴らし過ぎるのだ。今までドラマも映画も何となく面白いか面白くないか ってくらいでしか観ていなかったのだが、ブログで感想を書くようになって感想を書くためにそれなりに色々なところに注目して作品を観るようになると、お芝居の間の取り方の上手い下手っていうのに自ずと気付くようになって、特にコメディではそれが顕著で、それがとにかく本作の出演者みんな凄いんだよね多分。

ラストシーンではえみ(仲里依紗)が咲田が同業で働いていることに気付いて、小田(前野朋哉)を含めたこの3人の関係性がどうなっていくのかも気になります。来週もとても楽しみだ。

トクサツガガガ 2話 感想

特撮ヒーロー物のストーリー展開と同じように毎回隠れオタの仲間が1人ずつ増える展開が楽しいぜ。まさかの任侠さん(竹内まなぶ)が仲間入り。そしてトライガーの君吉田久美(倉科カナ)との再会。仲村叶(小芝風花)も吉田久美も本当に楽しそうで見ていると幸せな気持ちになったなあ。あそこまで必死にオタって隠さなきゃいけないのかと思うけれど、きっと偏見が凄くて嫌な思いをするのが分かっているからなんだろうな。ただ「好き」なだけなのにね。でもきっと最後のメンバー(勝手に木南晴夏だと思ってる)が揃ったとき、何かワクワクすることが起きるんじゃないかと期待している。叶と母親の関係性は見ていてとてもしんどかったが、どんな形であれ叶が決着を付けることが出来ればいいな。来週もとても楽しみだ。

 

メゾン・ド・ポリス 3話 感想

犯人が意外だったな。それで面白かったかというとそうでもないんだけれど。おじさまのわちゃわちゃも今回は橋本マナミにデレるばかりで微妙だったな。良かったのは高畑充希だ。あのクリクリとした目で見せる色々な表情が見ていて飽きない。しかし物語に対してはさして思うこともなく感想に書くことがあまりない。ラストシーンで牧野ひより(高畑充希)の父親の転落死にとんでもない裏がありそうなことと伊達(近藤正臣)やその他のシェアハウス住人もかかわりがあることが示唆されて、そこがクローズアップされてからがこのドラマの見所なのかなと勝手に期待している。もしかしたらシェアハウス自体に何らかの意味があって偶然集まったメンバーではないということなんですかね、瀬川(竜星涼)含めて。そう思うと俄然展開が気になります。

感想を書いていない冬ドラマの感想

時間的に観ているドラマ全ての感想を書くことは不可能なので、観てるけど感想は書いてない冬ドラマの今のところの簡単感想を。

 

月21『トレース 科捜研の男』

1話でほぼ挫折。2話ながら見してやっぱりもういーかなーと思い視聴断念しました。単純に物語として面白く感じない。好みの問題もあるとは思います。

 

火21『後妻業』

とりあえず1話録画しましたがあまり観る気にはなっていません。気が向いたら観てみます。

 

火深夜『ゆうべはお楽しみでしたね』

宮野真守見たさで見始めたドラマだけれど、けっこう面白いです。本田翼が可愛過ぎてずっと見ていられます。岡山天音も可愛いです。

 

火22『初めて恋をした日に読む話』

『隣の家族は青く見える』の深キョンはすごく良かったと思うんだけれど、このドラマも求められるお芝居をきっと的確に演じているんだと思うのですが今の深キョンに求められるキャラクターってたぶんこれじゃないよなと個人的に思います。もっとちゃんと綺麗なことを自覚したそれでいて凛とした自信のある女性を演じる深キョンが見たいです。たぶんコメディを上手く演じることが出来て数字が取れる女優さんって限られていて必然的に深キョンになってしまうのかもしれないけれど。

 

水22『家売るオンナの逆襲』

録画とりためてまだ観ていません。評判良さげなのでそのうち観たいです。

 

木21『ハケン占い師アタル』

あまりにステレオタイプな登場人物達に正直辟易としてしまい観続ける自信がありませんが、2話までは観てみようと思っています。

 

木25『デザイナー渋井直人の休日』

実際には地元では地上波の放送がないのでBSで観ています。ゆるゆるとシニカルで面白いです。地味にキャストが豪華(光石研夏帆池松壮亮岡山天音川栄李奈…)です。

 

土21『みかづき

初回は1/26。楽しみです。これはたぶん毎週感想書きます。

 

土22『イノセンス〜冤罪弁護士〜』

可もなく不可もなく感がすごいです。感想を書こうとしても何も思い浮かばないです。ただ坂口健太郎が好きなので視聴はします。

 

土2315『僕の初恋をキミに捧ぐ』

少女漫画原作ですから多少の違和感には目をつぶらなければ楽しめなさそうです。どう楽しめばいいか模索中ですが限界が来るまで視聴は続けてみます。

 

土2330『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』

面白いです。いつ死んでもいーやと思っている主人公が実際にゾンビに噛まれそうになったとき…から始まる物語です。主要メンバーかと思った渡辺大知が早々にゾンビに噛まれます。まだ1話で序章、これからどんどん面白くなる予感です。

 

番外

Amazon Prime Video『MAGI天正遣欧少年使節

歴史ドラマですが、かなり見応えがあります。

アマゾンプライムに加入している方はぜひ観て頂きたい。現在の地上波では絶対に観られない描写の連続です。

 

以上今視聴していて感想を書いていないドラマの簡単感想でした。しつこいですがアマゾンプライムのMAGI天正遣欧少年使節はかなりおすすめですよー。主演は野村周平です。未見でアマゾンプライム加入者の方はぜひ。

 

 

3年A組ー今から皆さんは、人質ですー 3話 感想

迷走してるように見えてしまう3話。挑戦的なストーリーだと最初に強く印象付けてしまったためにどうしても尻すぼみしているようにしか感じられない。もっと振り切って作ってしまえばいいのに微妙に色々な方面に配慮しちゃってる感が見えてしまって物語に入り込めないんだよな。一言で言うとぬるい。このぬるさをどうにか打破して欲しいなあ。今回は動画を撮影した生徒の特定で、動画を編集した生徒は別にいると芋づる式で結局全員関わっているというオチなんだろうか。5人殺害すると言われてもどうせ本当には殺さないと分かっているので画面上の緊張感と観ている側のそれが剥離し過ぎている。しかしまだ謎も多くあるのでそれらが明かされて物語がどう転ぶかは分からない。せっかくの菅田将暉主演、どうか面白くなりますように。