すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

家族旅行とビデオカメラ

ちょっと前、飛行機に乗って家族旅行に行ってきた。

行き先は、初めてではないがほとんど知らない都市だ。

とんでもなく不便な場所にホテルをとってしまいなかなかに大変だったが、まあそれも旅の内ということで自分をなぐさめる。子供達を連れて行きたいテーマパークがその都市にはあり、そこに行くのが大きな目的だった。

iPhoneで手軽に動画を撮れるから滅多に使わないけれど、せっかくの旅行なのでビデオカメラで子供達を撮影することにした。

細部まで作り込まれたテーマパーク内、はしゃぐ子供、綺麗な景色、色んな情景が目に飛び込んでくるが、当たり前だが見たままをビデオカメラで撮影することは出来ない。子供の動きを追うとパーク内が雑に映り、パーク内をメインとすると子供達に静止画みたいにじっとしてることを要求してしまい結果つまらない画になる。子供達とパーク内を別々に撮影してもみたが、なんか微妙なのである。パーク内だけ景色だけ映したところで、それを見返したときに全然面白くないのである。

試行錯誤してみたが結局上手い撮り方が分からないまま旅行は終わってしまった。

この長方形の世界に物語を、人生を、雄大な景色を、自然の摂理を、その他色々を、映し出す映像の世界ってとんでもなく難しく奥深くセンス溢れる世界なんだとこの旅行をきっかけに改めて気付いたのだ。完成されたものを見てあーだこーだと言うのは簡単で、そりゃなんでもそうなんだけれども、特に興味のあるドラマや映画の世界のことだから尚更思ったのである。こりゃあ凄い世界だなと。ど素人がちょっとホームビデオ撮っただけで感じるこの奥深さをもし10代や20代に知ったならば私は確実に映像を作る世界に没頭していただろう。

余談だが、映像の魅力を知ると同時に思ったのは目ってすごいなってことで。2つのレンズで映し出すことによって広い視界と奥行きを感じることが出来て、そのおかげで私達は何とも豊潤な世界を味わうことが出来るのだ。生物というものは想像をはるかに超えためちゃくちゃハイスペックな物体なのである。この物体に生まれることが出来ただけで、なんだかもう凄いことのような気がする。その上人間は思考したり想像したり創造したりすることも出来るのだ。もうめちゃめちゃ凄いなよく考えると。

あれ?とんでもなく話が飛んでよく分からなくなったところでおしまいにした方がいい気がしてきました。まるで中二病の文章だな。

あ、旅行自体はとても楽しかったです。家族旅行なんてしょっちゅう行けるものでもないので、貴重な時間を満喫しました。でも旅行ってさ、旅行から帰ってきて、あーやっぱりお家が一番だねーって思う瞬間が醍醐味じゃない?