ビールを飲みながら

主に連ドラのこと、あと日々のこと、大好きなビールをお供に。

モンテ・クリスト伯 最終話

終わってしまいました。

復讐の先にあったのは絶望。でも絶望の先に一筋の希望が見えた、素敵なラストシーンでした。

脚本ももちろんなんだけれど、演出が素晴らしかったなー。文字通り画面に釘付けになったよ。山口紗弥加の絶命シーンとか、絶命した山口紗弥加の窓越しにちっさいスコップで穴掘る高橋克典とか。一番最初の提供テロップのディーンさんのロングショットとか。稲森いずみとディーンさんの教会シーンとか。もう上げればキリがないくらい。

最後にすみれが「真海さんと結婚します」と言った後のすみれとディーンさんの表情が何とも…。あの幸せだった『愛は勝つ』は、もう二度と戻ることがない。1話目なに?このフラッシュモブなに?愛は勝つ?え、なんでこの選曲?と思った自分をグーパンチしたいよ。全てこのラストの為にあったんだね。愛は勝つ、暖ではなく幸男と明日花に向けられるそれとして…。最高に切ないシーンでした。

そして最後の晩餐での神楽のセリフ「正直覚えてねえよ」「そっちに何があったか知らねえけどこっちだって15年必死にやってきたんだよ」(うろ覚え)む…むごいよ。暖のあったはずの幸せを奪い、15年という時を奪い、人間としての尊厳まで奪われ続けたことを知らず、顔すら忘れ、こっちだって頑張ってきたんだよとのたまう。復讐しか生きる術がない真海にすみれは平気で「もうこれでおわりにしよう」という。幸男は「必死で忘れようとしたんだ」という。虚しいの極みだよ。やりきれないよ。

それでも、火の中から真海を救ったのはその3人だったんだろう。口裏を合わせて真海を逃したってことなんだろう。3人の中にほんのわずかにでも残っていた感情は罪悪感かそれとも…。

未蘭と信一朗は未蘭の状況を考えるとハッピーエンドとは言えないだろうけど、2人で乗り越えていくんだろうな。待て、しかして希望せよ。留美さんも土屋もみんな幸せになって欲しいよ。

感想の最後に。ディーンさんの主題歌よかった!!テルミーワイ最高!!