すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

グッドワイフ 4話 感想

しっかり前を向いて生きていこうと決意した杏子が格好良く魅力溢れる4話。今回は壮一郎ラインは薄めで杏子が裁判に向かう姿勢や信条がじっくり描かれていた。真犯人は最初からおよそ見当が付いているのであるが、そこに辿り着くまでの展開が杏子の有能さと真摯さを丁寧に表していてとても良かった。朝飛(北村匠海)の失態も円香(水原希子)の「弁護を蓮見先生に任せたのは依頼人のためですよね」の台詞でただのヘタレじゃないぞってことが強調されて愛着が湧いたよ。面白いドラマは脇役も魅力的だ。脇役と言えばどうやって育てたらこんな素敵な子達になるんだってくらい杏子の2人の子供達が健気で可愛い。杏子が家族を大切に大切にして生きてきたんだということが子供達を見ていたら分かるしだからこそそんな家族を壊した壮一郎を許すことなんて出来ないだろう。やるせないだろうな。しかし杏子は翔平(佐藤緋美)の弁護を担当し壮一郎逮捕前に住んでいた家や近所を何度も訪れる中で段々と気持ちを整理していく。何よりも逮捕された途端に態度を豹変させた翔平の母奈津子(須藤理彩)との関わりを通して過去に区切りを付けたのだ。強くあろうとする杏子のことを応援したい気持ちになる。多田(小泉孝太郎)との関係性も気になるが、保釈請求をやめるようわざわざ壮一郎に会いに行ったのは杏子のためだけなんだろうか。なんだか裏がありそうな気もして俄然来週が気になる。