すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

義母と娘のブルース 6話

亜希子さん(綾瀬はるか)とみゆき(横溝菜帆)のみならず、視聴者にとってもあまりに唐突な良一の死である。

お通夜の日、亜希子さんはお葬式を滞りなく進めることが自分の使命であるかのようにしゃきしゃきと取り仕切っていく。

みゆきもそんな亜希子さんを見ながら気丈に振る舞い続ける。

夜になって少し落ち着いた頃に下山さん(麻生祐未)に言われた一言がきっかけでやっと亜希子さんとみゆきは悲しむことが出来たのでした。

一緒に泣きながらみゆきは初めて亜希子さんを「お母さん」と呼ぶ。

良一がいなくなった後も亜希子さんが自分といてくれるかどうか、自分の所在なさが怖くてたまらなかっただろう。でも良一の死を同じ濃度で悲しんでくれる存在、亜希子さんをそんな存在として感じたときみゆきは亜希子さんをお母さんと思わず呼んだのかな。

堰が切れたように翌日の告別式でも亜希子さんの涙は止まらない。

短いシーンだったが良一の上司(浅野和之)が良一とお別れする場面にもグッときた。

亜希子さんは良一からみゆきの親として役目を引き継いだ。

麦田(佐藤健)が偶然起こしていた「小さな奇跡」は違う形で大樹が引き継ぐってことなのかな。

そして表舞台に立った麦田は、では何を引き継ぐんだろう。

亜希子のパートナーとして?

それとも違う何かの役目?

来週からは亜希子さんとみゆきの関係が不穏になるのかな。

竹野内豊ロスではあるけれど、次回も楽しみ。