今日の一日(10/30)

ちっさい人と「映画 HUGっと！プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」を観に行ってきた。控えめに言って最高だった。ちっさい人も最後まで夢中で観ていたし、私は途中からずーっと泣きそうもしくは泣いていた。幼児向けアニメの映画ではあるけれど、一切の妥協はない。作り手の真剣さと様々な環境に生きる全ての子供に対する愛情をひしひしと感じる。最近はただ泣ければいいんでしょうとでも言いたいようなお涙ちょうだい映画が特に子供向け作品には多いが、それらとは一線を画している。詳しくはネタバレしてしまうので書かないが、大人向けの作品でもなかなかお目にかかれない名作だと思う。プリキュア好きな子をお持ちの方はもちろん、そうでない方にもぜひ観て欲しいと熱くおすすめしたい作品だ。

胸熱になりながら大満足で映画館を後にし、買い物を済ませ帰宅する。ちっさい人も終始ごきげんだった。…はずだった。最近どこにその怒りのスイッチがあるのか皆目わからない。今日は買い物中に彼女が大好きなキノコを夕飯のカレーライスに入れようねと提案したことが発端だ。ちっさい人「え？やだよ。カレーライスにキノコは入れないで。カレーのキノコは嫌なの！！」。おぅ…そうか。カレーライスにキノコはNG。メモメモ。「よし分かった、じゃあキノコは入れないカレーにしようね。」そうして帰宅してカレーを作っていたら、突然私にまとまりついてちっさい人が泣き叫ぶ。「ねえ！！なんでカレーにキノコ入れないの？〇〇はキノコが大好きなのになんでカレーに入れてくれないの！！！！！！」…うっそん。キノコ嫌だ嫌だって連呼するからキノコ買わなかったじゃん。え？ツンデレだったの。キノコに対するツンデレ？？分かりにくい、分かりにくいよ。お付き合いしたら超絶面倒くさいタイプだよね？ねえ察して？裏の裏まで察してよ！！みたいなタイプだよね。あーどうしよ。

泣き叫ぶちっさい人を宥めて宥めて宥めて宥めて、ようやっとキノコなしカレーを食べて頂きました。まあね、私の子育てにももちろん難ありでしょーよ。そしてこれが自我の目覚めってやつなんでしょーよ。分かってる。分かってはいる。一事が万事こんな調子ではあるが、心の中でネタにしてなんとか乗り切っている。