すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

今のところ観た2020年冬ドラマの感想

冒頭に告げておきますと、個人的に今期は朝ドラ「スカーレット」の一人勝ちで民放の連ドラにはテンションの上がる作品がほぼほぼございません。連ドラ好きとしては残念だけれど、次クールに期待。

 

フジテレビ火21「10の秘密」

主演が向井理でほんのり期待していたけれど、なんだかへんてこりんなミステリーで2話でどうでも良くなって離脱いたしました。

 

TBS火22「恋はつづくよどこまでも」

ブコメは好きなんだけれど、これはあんまり面白くない。ラブコメだからリアリティがどーのこーのというつもりもないし、少女マンガ展開についていけないとかいうつもりもないんだけれど、リアリティがなくても少女マンガ展開でも面白い作品はいっぱいある中でこの仕上がりは残念。1話で離脱。

 

テレ東水2412「僕はどこから」

まだ面白みはあまり感じないながらも、続きは気になるので視聴は続けます。

 

テレ朝木21「ケイジとケンジ」

なんだろうこの可もなく不可もなく感。ステレオタイプな熱血刑事と冷徹風な検事を配置して、事件にも特に面白みもなければ考えさせるような結末もない。被害者も置いてけぼりで、何がしたいかいまいちよく分からないドラマだけれど、とりあえず視聴は続けてみます。

 

フジテレビ木22「アライブ がん専門医のカルテ」

“がん専門医のカルテ”をじっくり観たいのに、主人公達の事情が濃すぎるし多過ぎるよう。木村佳乃のエピソードは必要だったのかなあ。2話で離脱。

 

TBS金22「病室で念仏は唱えないでください」

仏教の思想というか考え方に精通している人にとっては主人公の台詞に納得することもあるのだろうが、そうじゃない人にとってはなかなか受け入れずらい台詞が多い気がする。もう少し仏教の思想にフォーカスして欲しい。そして、医療ドラマとしては普通過ぎる。ちゃんと主人公がお坊さんであることを活かして欲しいと思う。視聴は続けます。

 

テレ東金2412「コタキ兄弟と四苦八苦」

面白いとは思いつつ、たぶん主演2人のお芝居があんまり好みじゃないんだろうな。そこまでハマらない。そしてなんだかあまり感情が動かない。何でだろ。すごい楽しみにしていたんだけれどな。

 

NHK土21「心の傷を癒すということ」

主演柄本佑阪神淡路大震災時における実在の精神科医の奮闘を描いたドラマ。誰も悪くない災害というものが、助かった人の中にもこんなに傷を残すんだということを淡々と描写していく。地震や火災そのものの恐怖で負った傷はもちろん、生き残った罪悪感や助けられなかった罪悪感、医療者などの助ける立場にありながら何も出来ないという事に対する罪悪感を映し出す。なぜ被災者なのにこんな風に苦しまなくてはならないのかと考えさせられる。全4話と短いが、見応えがあるドラマになると思う。

 

テレ土22「トップナイフ」

脳の不思議を描くという点では興味をそそりながらも医療ドラマとしてはあまりに凡庸。脚本が林浩司で期待し過ぎたのかなあ。普通に楽しめるので視聴は続けます。

 

TBS日21「テセウスの船」

ストーリーは面白いし続きが気になる!しかし大げさなお芝居、大げさな劇伴、大げさな演出、大げさな家族愛、に辟易とする自分もいます。この枠らしいドラマと言えばそうなのだけれど。視聴は続けます。

 

NHK朝ドラ「スカーレット」

人間の業を、人生を、描ききるつもりなんだと思う。視聴率はそりゃあまり良くはならないかもしれない。朝爽やかに視聴できるような内容ではない。でも毎朝消耗しつつも、真剣に観てしまう。私にとって大切な作品になると思います。

 

以上、冬ドラマの感想でした。