すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

朝ドラまんぷくと大河いだてん 感想

まんぷくは折り返しを過ぎたのだけれど、一向に面白くならない。俳優のお芝居には見応えがある時もあるけれど安藤サクラ長谷川博己だよ?無駄遣いにも程があるだろう感が凄い。

っていうマイナスな感想しかないのでずっと感想を書くのを避けていたのだけれど、もう面白くなる気配すらしないのでついつい書いてしまったよ。安心安全なストーリー構成、特筆すべき魅力もなくただただ涙を流してばかりの主人公、一体どうしてこんなことになってしまったのだろうか。朝ドラみたいに長丁場の作品は登場人物が一人一人生きてる感じがしないと本当に面白くないと思う。これから劇的に変わるなんてことはないだろうから、こんな感じのままインスタントラーメンを開発する夫を陰ながら支える妻ということで終わるんだろうな。はっきり言って福子って福子じゃなくてもいいよね、その時代の女性であれば誰でもいいよねというほどに没個性。

一方大河、楽しみにしていたいだてん。これはもう最高に面白い!!1話目から一人一人がちゃんと生きてる。この違いは何なんだろうな、なんでまんぷくの登場人物にはそんな風に感じることが出来ないのだろう。物語っていうのは奥深いものだな。いだてんは『スポーツ』って何なのかってことを通して『平和』って何なの?とか『オリンピック』って何のために開催するの?とか、そんな一般的に普及しまくってほとんどの人達が深く考えることのない概念について改めて考えさせてくれるような大河にふさわしい大河になるんじゃないだろうか。視聴率は振るわないようだけれど、きっと記録じゃなくて記憶に残る大作の予感がします。1年間楽しみだ。