ビールを飲みながら

主に連ドラのこと、あと日々のこと、大好きなビールをお供に。

わたし、定時で帰ります。 3話 感想

ほんわかとして理解がありそうな諏訪(中丸雄一)が結衣(吉高由里子)が諏訪の実家へ挨拶に行く当日に会社のトラブル対応でやむなく出勤し実家へ行けなくなってしまったことを、結衣の体調不良と親に説明していたという件がけっこう地味にしんどいです。こういう小さいけど小さくない違和感をサラリと入れてくるよねこのドラマ。あの家庭的な諏訪のお母さんにすんなり受け入れてもらう理由として“トラブルで休日出勤”より“体調不良”が良いかなと諏訪はチョイスしたわけなんだけど、お互い責任を持って仕事をしている者同士が結婚するはずなのになぜ自分の親に堂々と“結衣は会社のトラブルで急遽出勤しなきゃいけなくなってしまった”と言えないんだ。どっかに女は結婚したら仕事より家庭を優先するべし、それが出来なさそうと母親に判断されるのは避けるべし、みたいな気持ちがあるんじゃないですか諏訪さん…ってモヤモヤがね。些細だけれどこの違和感がきっと後々ドラマの展開にも関係していくのだろうな。

さて本筋は新人来栖(泉澤祐希)のエピソード。本当に最近ではあんなに簡単に辞めますと言うものなのだろうか。ありえねーなと思いながらも、なかなか仕事が思うようにいかないジレンマやちょっとズレてても来栖なりに色々考えてるってことや、誰かがやってくれるだろうとスルーされがちなシュレッダーのゴミを片付けるという雑務をナチュラルにこなす実は貴重な人材ということもちゃんと描かれていた。結衣の「何より人として面白い」って言葉は全然褒めてなさそうでこれからの時代には最も大切なことのような気もする。扱いは少々面倒そうだが、新しい価値観を持った人達は未来に大切な人材なんだと分かる良いエピソードでした。

そして回を増すごとにどんどん株が上がる種田(向井理)が気になります。ワーカホリックで結衣との関係より仕事を優先していた種田は今は視聴者から見る限りとっても良い上司であり結衣の理解者だ。この先どんな風に結衣に関わってくるのかすごく興味がある。気付けば毎週楽しみで仕方ないイチオシドラマだ。