ビールを飲みながら

主に連ドラのこと、あと日々のこと、大好きなビールをお供に。

わたし、定時で帰ります。 2話 感想

感想が周回遅れにも程があるがまあそれは置いておいて。ビールの泡がなくなってもなかなか乾杯してくれない話の長い上司も、産休や育休から復帰して妙に張り切る周りが見えない上司も、育休を取る男性を仕事が出来ない奴と決めつける人も、後輩の仕事を信用出来ずに全部自分で抱えこむ先輩も、もう自分のことやら一緒に働いていた上司や同僚のことやらとにかく分かりみがすごい2話。こんな風に仕事に対するそれぞれの姿勢や考え方を掘り下げて提示していく形のドラマってありそうでなかった気がするよ。そしてもちろんドラマなのでキャラクターにもエピソードにもリアルからは少し誇張された部分もあるにせよ、何かしら自分の中に染み入ってくるものがあって目が離せない。

ということで2話は産休から復帰した賤ヶ岳さん(内田有紀)がメインの回。今まで通りの仕事をさせてもらうためと気負って無理をして周りが見えなくなる姿がこれでもかと描写され切実過ぎて目を背けたくなってしまう。まだ生後半年の双子をたった一人で一日中面倒見ている賤ヶ岳さんの夫陽介(坪倉由幸)の姿も見ていて辛くなってくるが、これが今の日本に生きる大多数の“母親”の姿でもあるのよなーと思う。夫婦二人で本当に精一杯やっても仕事と家事と育児をこなしていくのは至難のわざなんだってことが少しでも沢山の人に伝わればいいな。このドラマの中では結衣(吉高由里子)の関わりで賤ヶ岳さんが肩に力入り過ぎていたと気付いて生活のバランスをもっかい見直す的なオチだったけれど、個人の努力や気付きだけではどうにもならないのだから会社のサポートだったりホームヘルパーみたいにベビーシッターももっと普及しなきゃだったり、社会全体の雰囲気だったり、子育てに追い詰められない社会に早いとこなんないもんかなーと心から思ったりしたのでした。