ビールを飲みながら

主に連ドラのこと、あと日々のこと、大好きなビールをお供に。

東京独身男子 8話 最終話 感想

面白くないながらも今回は集中して観たなという回はことごとく演出がタナダユキで、最終回もせめて演出はタナダユキでありますようにと願っておったのよ。

違ったよお。

超絶つまらない最終回。ガックリ。

何もかものっぺりし過ぎだよ!

毎回唐突に出てくるアジェンダなる謎の提言は一体何のためにやってるんだろうと思っていたら、この最終回の『結婚してもしなくても今の自分に納得することが幸せのはじまり』ということで結びたかったからのようで。それはそう。良い結びだよ。内容が伴えばな!!

もう作り手の伝えたいことの1から10まで全部台詞で言わせちゃってるからね。台詞で言っちゃうからそりゃ演出の出る幕もないし、深みもないし、面白いわけがない。どんなに俳優が良いお芝居したって良い表情したって宝の持ち腐れ状態だよう。俳優のお芝居が勿体ないよう。

唯一楽しみにしていたワンシチュエーションドラマのような太郎(高橋一生)の部屋での太郎と三好(斎藤工)と岩倉(滝藤賢一)の掛け合いも、なぜか最終回だけ太郎母(萬田久子)をわざわざ出演させて3人で培ってきたリズム感みたいなのをモタつかせるだけモタつかせてくれるし。なんなんだい。いったいなんなんだい。

1番可哀想なのは高橋メアリージュン。きっとなんだこいつと思いながらも舞衣という人物を懸命に演じていたんだろうな。なんだこいつ以上の感情が湧かないくらいの迷走キャラだったもんな。何の関係もない一視聴者ですけど、この言葉を送らせていただきます。

お疲れ様でした!!

文句ばっかり書いてしまったけれど、本作を観て良かった面ももちろんある。上述したように高橋一生斎藤工滝藤賢一長回しでの会話のシーンはお芝居を楽しんでいる雰囲気がものすごく伝わってきて見応えがあったし、斎藤工のフットワーク軽い感じの三好という役はけっこうツボだった。高橋一生を好きなあまりになんとなく避けてしまっていた高橋一生歌手デビューも、ストリーミング配信されていたのを恐る恐る聞いてみると、とっても良かった。特に2曲目のエレカシカバーの「赤い薔薇」が良いです。ものすごく誠実に真っ直ぐ歌いあげた感じがするのですよ。んであんな高い声が出るんだーってちょっとびっくりするんですよ。

そんなわけで頑張って最後まで観たぞ。個人的にはストーリーはほとんど何も記憶に残らない作品になってしまったけれど、高橋一生を歌手デビューさせてくれたことには感謝いたします。どうもありがとう東京独身男子。