すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

トクサツガガガ 7話 最終話 感想

終わってしまったなあ。正直言うと期待し過ぎていた分物足りなさも多少あったが良い最終回だった。前回の感想でコピー機の営業さんへの対応ではなから自分が相手にされるわけないと自分を卑下しまくって相手を全く見ていないということに言及したんだけれど、いやまだそこじゃなかった。

「私はジュウショウワンに諦めないってことを教わった。ダミアンはどう? 私 上手くいく方法考えるよ。吉田さんも私も 一緒に考えるし いろんな方法知ってるから みんなで一緒に強くなろう。ダミアン。好きな気持ちは 誰にも奪えないよ。」 

好きな気持ちは奪えない。エマージェイソンの最終回を観た小さな叶と高校生の叶と現在の叶がそのことをそれぞれに噛みしめる。忘れても思い出す。好きな気持ちはなくならない。本当にそうだなあと思う。そしてそんな風に自分の心の中にいつも好きなものがあるってとても素敵で強いことなんだ。そう気付いて少し強くなった叶を老夫婦のお手伝いをする場面で表したのも良かったな。叶は隠れオタのままだし自分は恋愛対象として相手にはされないと思っていても良いのだ。奥義を駆使してテレビキッズを買う叶は以前よりも逞しい。叶はこれからなのだ。

ヒーロー物のストーリー構成とうまくリンクさせた物語が毎週とても楽しく、小芝風花が叶のキャラクターに合って魅力的で、隠れオタあるあるも興味深かったり共感したり、とにかく色んな面白さが詰まっていたドラマでした。続編を期待しています。面白かった!!