ビールを飲みながら

主に連ドラのこと、あと日々のこと、大好きなビールをお供に。

凪のお暇 8話 感想

やっと素直になった慎二(高橋一生)をこれでもかと見せておいてからの最後にゴン(中村倫也)の嫉妬クラクションで全部持っていかせる8話。

感情の蛇口がぶっ壊れてしまった慎二の姿を母親が子供を見守るようにハラハラしながらとにかく見守って、なんだか知らないけれど慎二の表情のひとつひとつに泣きそうになって、そんな風にただただ慎二だけを見ていた“慎二のお暇編”を経たら、あれ?突然に凪(黒木華)が帰郷?まだ先だと思っていた母夕(片平なぎさ)とのタイトルマッチがもう??って急展開で頭が追いつかない。そしたらさらに早朝に外で慎二が待ってるもんだから、え?慎二待ってるの?え?ってなって、いや凪何よそのサラサラストレートヘア、何よその格好ってなって、慎二と一緒にテレビの前で凪に「行くな!!」って心から叫ぶけれど、凪は不穏さを残しながら北海道に行ってしまうよ。

北海道からコインランドリーの契約金振込みますって凪が言った時点で、あー夢は終わったなあって暗い気持ちになって、案の定の展開で。この母親には勝てないよなあ。小さい頃から凪をコントロールして生きてきた母親にはもう自分が娘をコントロールしている自覚さえ全くないんだろう。息をするように自然なこととして、娘は自分の思う通りに動いてくれるもんだと思っているし、本気で娘を愛しているつもりだろう。だから凪には太刀打ちが出来ない。そんな気力すら湧かないだろうな。だって何を言っても絶対に伝わらないから。

夕にリフォーム代を振り込んだあと、そのまま凪の心が死んじゃうんじゃないかってたまらない気持ちになって、心が痛くて、見てられないって思ったら。そうしたらまさか北海道に慎二がいるよ。きっと誰よりも凪の心の内が分かる慎二は、ただ凪の隣に座る。決して一緒にお金を取り戻しに行こうとか、そんなことは言わないんだ。

「俺が好きだったのは

サラサラのストレートと

貧乏くさいけどしみるメシと

俺の顔色ばっかりうかがってる

控えめな性格

でも今は

モジャモジャのほうがいい」

毒づくことしか出来なかった慎二の、初めて凪に届いた言葉。慎二が恐る恐る触れたモジャモジャ頭は初めて触れる本当の凪。ここからようやく2人の関係が始まる。

…って思ったら、え?車が停まっているよ。おや?まさかゴンも一緒に来ていたとは。ってところから!なんていう表情をするんだよゴン、なに思わずクラクション鳴らしちゃってるの。いやいやいやいや。色気と魅力がすごいよ。1シーンで全部持っていくんだから。ゴンが凄いんだか中村倫也がすごいんだか分からないけれど、とにかくあの1シーンで全部持ってっちゃうんだから。どうなってるんだ。あー面白いドラマだ。

エレガンスパレスに戻った凪は坂本さん(市川実日子)からコインランドリーの件が白紙に戻ったことを知らされる。楽しかったって、また次の夢をみられるって凪に言う坂本さんの優しさよ。新しい買い手は一体誰なんだろうな。

そして突如エレガンスパレスに現れる夕。大ピンチに仕事の出来る男慎二が機転を利かせて乗り切ろうとするも。次回へ続く。あと2回、どうなっていくのか全く分からないが、今後の展開が楽しみ過ぎる。

そして余談だが、高橋一生好きとして、北海道で最後凪を車に乗せるときの慎二(というか高橋一生)の後ろ姿の佇まいが最高だったことを記しておきます。