すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

みかづき 4話 感想

どう考えても5話じゃ足りないよなあ。駆け足過ぎる展開に登場人物の心情が少々置き去り気味だ。それでも吾郎(高橋一生)と千秋(永作博美)のやり取りにはやはり魅せられる。2人のシーンは長回しが多くまるで舞台を観ているような錯覚に陥る。その見応えだけで、もう展開の早さなんて気にならなくなってしまうんだよな。それでも、駆け足ながらも、不器用で、言い出したら引っ込みがつかなくて、強情で、弱味を見せられない千秋と、そのDNAを良くも悪くも色濃く引き継いじゃった三姉妹の“人生の機微”を面白おかしく、そして切なく観せてくれた4話。飄々と帰ってきた吾郎と再び同じ夢を見る千秋は今度は学校を設立すると言う。来週で終わってしまうなんて勿体ないけれど、最終回を楽しみに待ちたい。