ビールを飲みながら

主に連ドラのこと、あと日々のこと、大好きなビールをお供に。

メゾン・ド・ポリス 4話 感想

今回メインのおじさまは迫田(角野卓造)。老いの悲哀をテーマにしながらも迫田の不器用さと真面目さ、その裏にある優しさや愛情をバランス良く見せてくれて切なくなったりほっこりしたりで面白かったな。早死にしない限り自分にも必ず訪れる老年期。今ですらめまぐるしく変わっていく価値観のアップデートにいっぱいいっぱいなのに老人と呼ばれる年代になったときどこまで頭を柔軟に出来ているのだろうかと不安になる。しかしまた自分が良しとして一生懸命に生きて培ってきた価値観を大切にすることはそんなに悪いことなのか、古い価値観全てを老害と切り捨ててしまっていいものなのかとも思う。色々と考えさせられてしまったな。

「次の連中に何かを残せなくなった奴にできるのは 黙って死ぬのを待つことだけだ」

迫田の言葉は切なくもあるが言い換えると次の世代に任せるってことでそれはとても大切なことなんだと思う。でもただ孤独に死を待つのではない。迫田が子供に柔道を教えるように自分に出来ることをしながら、そして家族じゃなくてもいい、仲間や友人と関わりながら、大切な人達のことを思いながら、余生を過ごしていければ良い。そしてきっとそんな風に暮らせるように関係を紡ぐ努力をしなければならないんだろうな。そうしないと孤独の果てに私達はいつ田口(清水章吾)になってもおかしくはないんだ。

夏目(西島秀俊)と迫田が嘘もハッタリも追い込みも使ってぐんぐん真実に迫っていく様子や、ひより(高畑充希)の部屋で慌てる夏目、見つかる夏目、ゲームめっちゃやり込んでる高平(小日向文世)などおじさまの見所も満載だった4話。ひよりの父親の話に意味ありげな表情を浮かべる瀬川(竜星涼)や何か知ってる夏目に来週への期待も高まる。どんどん面白くなりそうで展開が楽しみだー。