ビールを飲みながら

主に連ドラのこと、あと日々のこと、大好きなビールをお供に。

獣になれない私たち 8話 感想

恒星(松田龍平)メインの8話。Yシャツの袖をまくるだけでなぜあんなにセクシーなのか。ストーリーがどうのこうのより松田龍平を思う存分堪能できて大満足だ。

いやストーリーも加速度的に面白くなっている。個人的にはずん飯尾じゃなくても良かったかなぁとは思っているがそれはさておき。恒星と陽太(安井順平)のエピソードを通してさらりとしかし真摯に描く福島に住んでいた人々の今。もう住めないくらいに荒れ果てた家の解体。破壊と再生というにはあまりに悲しい陽太の現実。再生はそんなに簡単にできることではない。夢を持てなんて成功者の戯れ言。それでも陽太が家族と再会する場面に感じる少しの希望。バスの中で泣く恒星(ここの松田龍平のお芝居が最高だ)。自分の問題は何も解決していない。しかし不器用でずっと上手く接することが出来なかった家族を兄を思ってただ泣くのである。行き場のない怒りはきっともう消えているのではないだろうか。

晶は爆弾を胸ポケットに入れ仕事を続ける。京谷との別れは大きな決断だったとしても晶は特に大きく変わったわけではない。それでもラーメン屋で陽太と交わした会話は、損な性格だよねでもしょーもないよねこれが自分だから、とやっと自分を受け入れているように見えた。人間そんなに簡単には変わらない。だからそのままの自分を受け入れる。とても難しいけれどそれが出来たらとても強い。そうして晶は昔は欠点だと思ってた自分の特技(相手の気持ちを考えられる)をどんどん活かしてツクモ・クリエイト・ジャパンをみんなが働きやすい会社に変えてしまうのだろうか。楽しみだ。朱里(黒木華)も何気に楽しみだ。京谷(田中圭)もただ鳩が豆鉄砲を食った顔では終わらないはず。京谷のこれからも気になる。が、やっぱり晶と恒星の今後でしょう。眠っている晶を窓越しに見つめる恒星。もう気軽に手を出せる存在ではなくなってしまった感。最終回間際にやっとラブのターンかと期待させるけれどまだまだ分からない。生地や糸の面白い話を恒星はたぶん呉羽(菊地凛子)から聞いたことはないだろうが晶が胸に秘めた退職届は知っている。そんな大切な関係に果たして2人は気付けるのか。来週も待ち遠しい。