すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

グッドワイフ 10話 最終話 感想

最後の最後までめっちゃくちゃ面白かったなあ。こんなに面白いのになぜさほど話題にもならず視聴率も良くならなかったのだろう。不思議過ぎる。

物語は最終話にしてもなお二転三転で全く目が離せない。執拗に多田(小泉孝太郎)を追い詰める壮一郎(唐沢寿明)に対してこの嫉妬の鬼が〜!と毒付いていると多田も多田で金渡してんじゃん黒なのかよ!ってなるし、朝飛(北村匠海)の敵側証言も円香(水原希子)の写真渡しも何らかの事情があるんだろうな〜とは思いつつもモヤモヤモヤモヤだよ。もう誰も信じない!ってやさぐれる寸前だよ。そしたらそっからの展開の熱さったら何なの。多田は朝飛の真意ちゃんと分かってるし、杏子(常盤貴子)も円香の本当の狙いに気付いてるし、杏子は多田を信頼してその証拠もしっかり掴む。何このチームワークったら。泣いちゃうけど。特に杏子と円香のシーンなんて泣いちゃうけど。もうそこまでで最高の最終回だなって思ってたら壮一郎〜!!あれですか直虎の政次ですか、敵を欺くにはまず味方からってやつですか。検事としては有能だろうが夫としては不器用過ぎますから!もうそりゃ離婚にもなっちゃいます。誰でも良い妻辞めたくなっちゃいます。でも良かったよ離婚後みんな生き生きしてるよ。だからって多田とどうこうってのはないよってしっかり見せつつね、もう本当に最高なのはラストシーンだ。杏子と朝飛が裁判でバチバチにやり合うシーンで、朝飛の隣にいるのは神山父(橋爪功)。なんだよその胸熱な再就職先〜でおしまい。あー本当に面白かった!!続編早よお願いします。最後に小物中の小物な脇坂を嬉々として演じていた吉田鋼太郎最高ってことも付け加えておきます。