すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

フルーツ宅配便 8話 感想

ブルーベリー(中村ゆり)の回。コメディパートも少なくシリアス回である。いたたまれない出来事の連続で観ていて切なくてたまらなくなるが、一方でどこか凡庸なのは演出のせいだろうか。今回のハイライトはとにかくミスジ(松尾スズキ)。ブルーベリーが覚せい剤を使用していたことも、また使用してしまったことも一発で見抜くミスジ、ビシッと自首を促すミスジ、ブルーベリーに覚せい剤を売った客にすぐアタリをつけて格好良くシメるミスジミスジミスジのオンステージだ。そして対比して描かれるえみ(仲里依紗)の店のオーナー沢田(田中哲司)の極悪非道っぽさたるや。えみは逃れられない自分の代わりにせめてもと一緒に働く女の子を逃がすが、ばっちり沢田に捕まっとるよ。島流しされてるよ。ってか島流しってなに?ここからどうやってえみを救うことができるんだよーと絶望感だけが上塗りされていきます。咲田(濱田岳)の救出パート早よと願いつつも、次回はマサカネ(荒川良々)回のようでそれはそれで楽しみです。