すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

大恋愛〜僕を忘れる君と 10話 最終話 感想

尚(戸田恵梨香)を小説にしていたことがあんな形で奇跡に繋がる最終回。そうかこの奇跡のために真司(ムロツヨシ)は小説家という設定でなければいけなかったんだな。

どこまでも尚と真司の愛の物語だけを描ききったなぁ。尚の気持ちを考えると探さない方がいいと分かっているけれど会いたくて会いたくてたまらない真司、ぶっとい煙突の見える町に思わず降り立ってそこで暮らす尚、子供のことはすっかり忘れてひたすら真司の名前を呼ぶ尚のビデオレター…。子供にとっては残酷な出来事(お母さんをお母さんと言ってはいけない、知らない人のふりをする)を尚のために徹底する真司の覚悟にも泣けた。大丈夫必ず恵一は俺が幸せに育てるからな大丈夫だからなって、そんな風に決意しているように私には見えたな。

ストーリーがシンプルだったから間延びしたり蛇足が多かったりということもあったけれども、戸田恵梨香ムロツヨシがとっても良くてとにかく2人をずーっと見ていたいドラマだった。

最後ムロツヨシよりな小学生の恵一も愛らしく、前向きな真司が愛おしく、なんとも尚っぽい台詞で締めるラストがもうたまりませんでした。面白かった!!

またいつか共演して欲しいなあ。