ビールを飲みながら

主に連ドラのこと、あと日々のこと、大好きなビールをお供に。

パーフェクトワールド 9話 感想 というか瀬戸康史について。

細々と視聴を続けていた本作、なんだかパッとしないなあなんて思いつつ観ていたのだが9話はあまりにも瀬戸康史が良すぎて思わず感想を書くよ。

正直主役2人の鮎川樹(松坂桃李)と川奈つぐみ(山本美月)の方はどうでも良いというか、さして興味を惹かれないままなのだが是枝(瀬戸康史)の振られっぷりが本当に良くて。たぶん脚本だけの段階ではそれほど魅力的ではないよくある恋愛ドラマの主人公を好きな最終的に振られる友達枠なんだけれど、瀬戸康史のお芝居がその立ち位置を何倍にも押し上げているような、ただの良い人ではないすごく人間味のある是枝にしてくれている。つぐみにやはり鮎川が好きだと決定打を打たれて去る場面での是枝のふるまいと涙…。お芝居の力をすごく感じさせてくれる、これからも本当に楽しみな俳優さんだ。

思えば『透明なゆりかご』の産婦人科医を演じたときも『海月姫』の女装男子を演じたときも、どれも本当に魅力的で素晴らしくて、なんなら何年も前(2012年)にNHKでやっていた『眠れる森の熟女』というマイナーなドラマに出ていたときから魅力が溢れていたのだ。そのドラマは草刈民代演じる夫から突然離婚を言い渡された46歳のホテルの清掃員が主人公で、瀬戸康史はホテルの御曹司で草刈民代の相手役なのだ。いわゆる“王子様”枠なのであるが、この役をただの王子様ではなく、憎たらしくも誠実で憂いのあるとても奥行きのある人物に仕上げていたのである。

もうパーフェクトワールドの感想ではなく、瀬戸康史についてただただ熱く語るだけになってしまった。誤解のないように言うと松坂桃李山本美月も好きな俳優さんだ。しかし本作ではなんだか綺麗に演じ過ぎているような気がするのだ。もっともっと人間くさい鮎川やつぐみが観たかったんだよな。しかしとはいえ次回は最終回。2人がどんなハッピーエンドをむかえるのか、是枝がどうなるか、とても楽しみにしています。