ビールを飲みながら

主に連ドラのこと、あと日々のこと、ビール片手に。

僕らは奇跡でできている 1話

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「カメは全然頑張っていません。競争にも勝ち負けにも興味がないんです。カメはただ道を前に進むこと自体が楽しいんです。想像してみてください。地面をはいつくばって前に進むカメにしか見えない世界、地面から数センチの世界、そのすばらしい世界を楽しむためだけにカメはただ前に進むんです。カメの世界にもはやウサギの存在はなく寝ているウサギに声をかけなかったのもそのためです。」

このドラマの紹介文のような台詞。

きっとつまらないと思った人も多かっただろうな。

視聴率は確実にとれないだろうけれど、私はとても好きだ。

そしてこのドラマはたぶん「半分、青い」と伝えたいことが一緒だ。一緒なのに主役から受ける印象が全く違うのは単に私が高橋一生好きだからだろうか。いやたぶん鈴愛が生々しすぎたんだろうな、目を背けて批判したくなるくらいに生々しかった。

今作はもう少しソフトに、凝り固まった価値観でガチガチにされた私達の背中をそっとなでてくれるような物語になるのかな。

劇中一輝(高橋一生)を叱責する事務長や育実(榮倉奈々)を見て、なんか見覚えあるなーと思ったら、自分の姿だった。私が子供を叱っている姿だ。叱られている一輝の表情を見ていると、こんな風に頭ごなしに世間の常識をものさしにして叱りつけることに何の意味もないことがよーく分かる(うまいな高橋一生)。では親としてどうすれば良いのか。きっとこの先、一輝の困難も描かれるだろうし、最後まで観た後に自分なりに答えが出せればいいなと思う。

親の歯科クリニックを守りつつ自分のやりたいこと、自分磨きも怠らない自立した女性である育実に対して「他人を見下すために走るウサギ」とさらっと言い放つ一輝。ひどっ。これから先きっとこの台詞の真意が明らかになっていくのだろう。