すききらい

主に連ドラたまに映画の感想(好き嫌い)を語るブログ。

夏ドラマの感想と秋ドラマ

夏ドラマ、けっこう観たけれど面白い作品は沢山あれど何回も観たくなるほどハマった作品はなかった。

1クールに1つでもハマるドラマがあると幸せなんだけれど、秋ドラマに期待しよう。

そんな中でも感想は書かなかったけれど「透明なゆりかご」が抜群に良かった。重苦しすぎるテーマが多かったけれど、アオイの空想シーンでいつも救われた。清原果耶良かったなぁ。

「健康で文化的な最低限度の生活」も視聴率も評判もあんまり良くなかったけれど私は好きだった。実際にあんなに丁寧に一人一人の利用者に対応することは難しいだろうと想像はつくけれど、孤独で生活に困窮した人達の最後の砦は行政だろうとは思う。色々考えたドラマだった。

義母と娘のブルース」は私の中では優等生的な作品だった。とても面白かったけれど、この先も記憶に心に残り続けるドラマではないかも。ブログの感想でも何回か書いたけれど、少しはみ出したような不器用さがあるドラマが好きだ。

そんな意味では「半分、青い」ははみ出しまくったドラマであったが、こんなに“好きな人は凄く好き”で“嫌いな人は心底嫌い”に感想が二分されたドラマは初めてでそれが本当に興味深くて色々な感想や考察を読みまくっている。一言で言うと人間て面白いなーに尽きるんだけれど、一人一人の生きている人生でもって同じエピソードの捉え方がまるで違い同じ台詞がある人の心を打ちある人の心を嫌悪感でいっぱいにさせる。人間は一人一人違うって当たり前の事実を改めて思い知らされる。家族だろうが夫婦だろうが、こんなに違う人と人が分かり合えるはずなんてない。大切なのは許容することなんだな、あなたはこんな風に考えるんですねと受け入れることなんだろう。それがなかなか難しいんだけれど…。良くも悪くも視聴者の感情を大きく揺さぶった朝ドラで、作り手は相当な覚悟で作っただろうことが想像に難くない。私個人としては、面白さより不満が多かったかな。想像力が足りないのかもしれないけれど、主人公が漫画が好きで堪らなくて必死で漫画を描いている食らいついている描写が欲しかったし、そう思えなかったから漫画家編の主人公の苦悩がいまいちよく分からなかった。ので、その後もずっと物語に乗れなかったな。ただ最終週のあさイチのプレミアムトークのゲストが勝間和代さんだったことで、なんとなく自分の中では合点がいって(たぶん「半分、青い」と無関係ではないと思う)、覚悟を持って描きたかったことはなんであるかが分かり自分なりにすごく納得感がありました。

秋ドラマは、それこそハマりそうなドラマが目白押しだ。

フジテレビは懐古フェアかっていうくらいトレンディなキャストのドラマばかりだけれど、月9「SUITS」は面白そう。もちろん火9の「僕らは奇跡でできている」は観るよ!!

野木亜希子の脚本2作あるし(日テレ水10「獣になれない私たち」NHKフェイクニュース」)、真面目なムロツヨシが観れそうなTBS金10「大恋愛〜僕を忘れる君と」は昔大好きだったドラマ「PureSoul〜君が僕を忘れても〜」を彷彿とさせて楽しみだし、テレ朝木9「リーガルV」には林遣都が出るし、楽しみだなー。

朝ドラ「まんぷく」も始まった。オープニングのドリカムと映像私は好きだ。物語はまだ全然分からないけれど長谷川博己が「デート」の谷口巧に見えて萌えがすごい。