ビールを飲みながら

主に連ドラのこと、あと日々のこと、ビール片手に。

おっさんずラブ 最終話

最高でした。お話が予定調和だろうがそんなことどうでもいいんです。春田の告白そしてプロポーズ、それを受けた牧の表情、ぎゅっと強く抱きしめ合ったそれぞれの手と背中のカット。心が震えた「ただいま」と「おかえり」。もうこれ以上何もいりません!!…と思っていたらあのラストシーンだもんね。最後は春田からキスして欲しいってみんな思ってはいただろうけど、あんなエロシーンにまで仕上げてくるなんて!!

同性愛についてどう思うかというと、身近で話を聞いたことはないけど、BLと言うジャンルを知らない小学生の頃から高河ゆんパタリロなどを見て育ってきたから抵抗は全くない。息子や娘に将来、同性をパートナーとして紹介されても祝福し応援できると思う。

でもね、自分は別。今まで異性にしか恋愛感情を持ったことがない=異性にしか欲情したことがないのに、同性とSEXできるかと考えるとやっぱり難しいな〜と感じてしまう。魅力的な同性はたくさんいたし、友情を超えた、尊敬や憧れの気持ちを同性の友達に抱いたことだってあるけど、セクシャルな関係を想像すると嫌悪感が先に立つ。頭で理解していたって、異性愛者が簡単に同性愛者になることは出来ないと思う。

春田が凄いのはここだ。作中でも牧に惹かれていく過程を描きながらも、その部分についてはすごく繊細に扱ってきたような気がする。それが最終話、一年を経て、春田は大切な牧と一緒にいる為にその一線を越える決意をしたんだ。橋のあっち側からこっち側にきたんだ。部長との結婚式で「誓いのキスを」と言われた時に春田はようやく気付いたんと思う。牧だから、同性だろうと好きになったんだと。今後もし、春田が浮気するとして、その相手は異性だろう 。全ては牧だから、牧とだから、性別だって何だって乗り越えていきたいんじゃないか。

同性愛を題材にしたことで、人が人を好きになるということ、その素晴らしさを改めて感じさせてくれる素敵な物語だった。