2020ドラマ
中盤から凡庸なラブストーリーになり、そのまま終わってしまった「恋あた」でしたが、文句ばっかり言っても仕方がないので、最終話まで観て好きだったところを並べてみる。 ①森七菜の破壊力抜群の笑顔が好き。 末恐ろしいと思うのは、笑顔の使い分け。新谷(…
圧倒的なハッピーエンド。 これでもかっていうくらいに意識的に作られたハッピーエンドだったな。 2020年のこのどうにもならない閉塞感や、ますます不寛容になる社会に抗うように、 小さな壊れかけの地球から始まったこの物語は、 優しさと好きを少しずつ連…
映画化なさるってよ!! 30分×全7話を映画の尺に再編集するってことなのかな。 濃そうだな。 1話1話何気に濃いめだったのに、ぎゅっと凝縮したらどんなことになってしまうのかしら。ちょっと楽しみ。 さて、そんな本作の最終話「殺意の道程」。 父は自殺では…
幸せの形はそれぞれ違うんだぞ。 っていうことを3人の生き方を通して、しっかりと胸に刻んだ最終話。 まり(仲里依紗)は離婚成立を目指し長期戦も覚悟していたが、肝の据わった超絶格好良い丸太郎(阿部サダヲ)が北海道の実家へ向かおうとするまりを空港で…
桃子(有村架純)とともに、真人(林遣都)が過去と向き合って、そして乗り越える8話。 香里(小林涼子)にこれ以上真人を傷付けないでくれと一視聴者として切に切に願ったが、 そうじゃなかった。 そんなことじゃないのだ。 もう傷付けられることなんて何も…
6話 「最終確認」 コンビニで偶然室岡(鶴見辰吾)と出会い、その無礼な態度と、一馬(井浦新)が誰かすら分からないことで改めて殺意を抱く一馬。 しげちゃんちで最終確認をおこなう。 室岡のマンションの物件情報を見ながら、 あーでもない、 こーでもない…
このドラマが好きな方には不快な内容になってしまうことを先にお伝えしておきますね。 来たぞ最終回。 前回の内容で、なんとなくみんな都合よく話がまとまって終わるんだろねって予想はしてたけどさ。 それにしてもさ。 いい方に捉えれば、 みんな勇気を出し…
2019年11月からコロナの現在までを描いた8話。 すごいスピード感で3人の人生が展開していく。 駆け足。 杏(木村佳乃)は息子とは別居し犬を飼い妊娠し流産し、そして面倒くさい斉木(小泉孝太郎)をなぐさめる。 そんな間にドラマ的に何の役割を与えられた…
☝新谷(仲野太賀)といるときの樹木(森七菜)。 ☝ 浅羽(中村倫也)といるときの樹木。 おいおい。 表情が違い過ぎるよ。 樹木の表情が露骨過ぎてつらい。 対する新谷の満面の笑顔がつらい。 とりあえず、 つらい。 そんな8話。 とにかく樹木も浅羽も、 無…
人が人を信じることの覚悟みたいなものを、 本当にじっくりと描いた回だった。 桃子(有村架純)が真人(林遣都)を、 真人が一歩踏み出した決意を真人の母・貴子(和久井映見)が、 桃子の弟たちが桃子のした選択を、 2人が幸せになる未来をおじさん(光石…
なんだかんだありながらも室岡(鶴見辰吾)の別宅のマンションを特定した一馬(井浦新)と満(バカリズム)。 部屋がどこかを調べるため双眼鏡でマンションを観察する2人は、実は早々に室岡の部屋がどこか見つけたわけであるが、セクシーな女性が違う部屋の…
うーん。 安易。 だと個人的には思う。 ここまで容赦ない展開にして、 誰にも救いのない絶望的な描写を重ねて、 誰も何も成長していないまま、 多恵(鈴木保奈美)が意識を失ったら、 多恵が死んだら、 それでみんな目が覚めたように、変わるものなの? 人間…
え? 結婚??? ってなったわ。 びっくりしたわ。 ねえその方、 いつも眉間にしわ寄ってるよ? 10人に1人いるかいないかの面倒くささだよ? 冗談通じないよ? 自分を鼓舞するためにラストチャンス何回も歌うよ? いいの? しかしまた、ここまで面倒くさいと…
色々なドラマを観ていると、なんとなく、この作品は登場人物のキャラクターを大切にしているなと感じたり、この作品は展開に重きを置いているんだろうなーと感じたりと勝手にしているわけなんだけれど、 ドラマとして面白いのは圧倒的に登場人物のキャラクタ…
良かったなー!! 真人(林遣都)が本当の素直な気持ちを話せて良かったなー!! 桃子(有村架純)すごいなー。 誰にも言えなくて、苦しくて苦しくて辛くて辛くてたまらなかった心の内をやっと話せた。 聞いてくれる人がいた。 桃子がいた。 すごいことだよな…
室岡(鶴見辰吾)の行動を把握するため、一馬(井浦新)と満(バカリズム)は張り込みをすることにする。 目立たぬようホームセンターで買った衣服を着用する2人。 上下黒で黒いニット帽で黒いマスク。 逆に目立つよ。 そんな二人が細かく色々ありながら、尾…
遊川和彦は、脚本家というよりもはや哲学者みたいなもんで、私達は遊川和彦の哲学をずーっと見せられているのだなあ。 と感じた8話。 人間というものは、どこまでいっても利己的で、弱く、あさましい生き物だと、何度も何度も執拗に思えるほどに描写を重ねる…
はい??? の表情がいつも秀逸な木村佳乃です。 6話は個人的注目ナンバーワンな林優子(吉田羊)パートは控えめで、主人公石渡杏(木村佳乃)パートがメインだったわけですが…。 記憶喪失の元夫・慎吾(渋川清彦)が杏のせいで過去を知られて与論島を追い出…
スイーツがおざなりになってもーた。 もう全然スイーツ関係なくなってもーた。 動いてないと落ち込むよって樹木(森七菜)に言われて、浅羽(中村倫也)コンビニでバイトはじめてもうてるし。 「お弁当、あたためますか?」 ってカメラ目線で言うてるし。 ス…
桃子(有村架純)の告白は宙ぶらりんのまま。 楽しかったベーベキューも終わり、真人(林遣都)は「今日のことはずっと忘れないだろうな」とか言って、すでに思い出扱いになっている。 桃子、つらい。 たまらずみゆき(奈緒)に助けを求める。 仕事終わりに…
1話「打ち合わせ」で的確なアドバイスをしてくれてなおかつ計画名”苺フェア”の名付け親であるこのは(堀田真由)に更なるアドバイスを受けようと一馬(井浦新)と満(バカリズム)はこのはの勤める六本木のキャバクラを訪れる。 キャバクラに向かう車中、実…
登場人物達がなかなか魅力的になりきらないまま、ストーリーだけがどんどん進んでいってしまうなぁ。 前回は望美(柴咲コウ)と家族の、 今回は結人(坂口健太郎)との決別を描く。 徹底して今の時代を悲観的に描いていて、苦しさばかりが折り重なっていくから …
優子(吉田羊)を東京に残し息子とともに与論島へ行くことを決意した優子の夫・シゲオ(矢作兼)。 浮気がバレちゃーしょうがない。 何も言えない優子。 そもそも優子は与論島に行く気なんてなかったかもしれないけれど、 それでも自分から申し出るのと、夫…
大きく展開した6話。 序盤の樹木(森七菜)と新谷(仲野太賀)と、北川(石橋静河)と浅羽(中村倫也)のそれぞれのデートのシーンが本当に良いもんだから。 ☝とても楽しそう。 ☝とてもお似合い。2人ともしゅっとして素敵。 いや、もう それぞれが付き合っ…
4話は岡田惠和らしい会話劇がメインの回であった。 桃子(有村架純)と弟達、日南子(小池栄子)と職場の仲間たち、真人(林遣都)と母・貴子(和久井映見)、それぞれにじっくりシーンを割いて、 まるでとりとめもないような。 それでいてとても大切な。 そ…
父を死に追いやった室岡(鶴見辰吾)に復讐するため完全犯罪を計画する一馬(井浦新)と満(バカリズム)。 打ち合わせが終わり計画名は「苺フェア」に決まった。 今回は買い出し。 実際に殺害に使えそうな物をいくつか購入してどれがいいかシミュレーション…
誰も悪くないのに、お互いがお互いを理解出来ずに苦しくなってしまう。 人と人との関係の難しさをぎゅっと凝縮したような、とても切なく考えさせられる6話だった。 どんなに短期間で成長しようとも、望美(柴咲コウ)の経験値は10歳までと目覚めてからの何か…
思いのほか控えめな大きさではあったが、無事本物のモミの木のクリスマスツリーは飾られる。素朴で温かいクリスマスツリーだ。 夜通し飾り付けをして、クタクタだが大仕事をやりきった2人の帰り道。 他愛のない会話。 笑顔。 ふいにみつけたファミレスのモー…
ハマっております。 1話の最初こそ、往年の不倫ドラマの焼き直しかよなんて冷めた目で観ていたのであるが、なぜか1話の終わりごろには 次週、早よ!! となっておりました。 柴門ふみの原作は未読であるが、きっと原作も面白いに違いない。 そして脚本は大石…
面白過ぎる。 思い出しただけで面白くて仕方ない。 まだ1話なのに面白くてたまらない。 誰かに話したい。 このドラマをすれ違う人全員に勧めたい。 しかしWOWOWだ。 巷では誰も観ていない。 もどかしい。 もどかし過ぎる。 父親を自殺に追いやった取引先の悪…